トランプ関税は住宅ローン金利にどう影響する?専門家が分かりやすく解説!
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執筆者
一般社団法人 住宅購入支援協会 代表理事
住宅購入カウンセラー
ファイナンシャルプランナー(FP)
宅建業従事者
小日向 邦夫 が執筆しました。

「アメリカの政治が、日本の住宅ローン金利に関係あるの?」
マイホームを検討している方にとって、金利の動向は最大の関心事ですよね。実は今、海の向こうのアメリカで起こっている「トランプ関税」の問題が、私たちの住宅ローン金利に影響を与える可能性があるとして注目されています。
少し難しい話に聞こえるかもしれませんが、ご安心ください。ここでは、なぜトランプ関税が重要なのか、そして私たちの住宅ローンにどう影響するのか、今後の対策と合わせて分かりやすく解説していきます。
なぜアメリカの関税が日本の金利に影響するの?
2025年に再登板したトランプ大統領は、アメリカの産業を守るため、輸入品に高い関税をかける政策を打ち出しました。これが世界経済に不安を与え、巡り巡って日本の金利を動かす可能性があるのです。
影響のシナリオは、大きく分けて2つ考えられます。
シナリオ①:景気が悪化して「金利が下がる」
高い関税は貿易の停滞を招き、世界的な景気後退につながる恐れがあります。そうなると、投資家たちはリスクを避け、比較的安全とされる「円」や「日本国債」を買う動きを強めます。
- 日本国債が買われる → 長期金利が低下 → 固定金利(フラット35など)が下がる
- 景気悪化で日銀が利上げをためらう → 変動金利の上昇も抑えられる
つまり、経済の不安が強まると、皮肉にも住宅ローン金利は低下(または上がりにくく)なる可能性があるのです。実際に2025年の春には、この動きからフラット35の金利がわずかに下がりました。
シナリオ②:不安が和らいで「金利が上がる」
逆に、関税をめぐる交渉がうまく進み、経済の先行き不安が和らぐとどうなるでしょうか。投資家たちは安心し、今度は円や日本国債を売って、より積極的な投資に資金を移します。
- 日本国債が売られる → 長期金利が上昇 → 固定金利が上がる
- 日銀が予定通り利上げを進めやすくなる → 変動金利も上がりやすくなる
このように、トランプ関税問題の行方次第で、金利は上がったり下がったりと、どちらに転ぶか分からない不安定な状況にあるのが現状です。
不安定な今、どう備えればいい?3つの対策
先行きが不透明な状況で、私たちはどう行動すれば良いのでしょうか。大切な3つのポイントをご紹介します。
- 金融情勢に振り回されすぎず、自分の計画を優先する
「金利が下がるかも」と待っている間に、良い物件を逃したり、ご自身のライフプランが崩れたりしては本末転倒です。世界情勢よりも、ご家族の状況や家計に合ったタイミングで計画を進めることを最優先に考えましょう。 - 自分に合う金利タイプを冷静に選ぶ
金利の変動に一喜一憂したくない方、将来の返済額を確定させて安心したい方は固定金利が向いています。一方、金利上昇リスクに対応できる家計の余裕があり、こまめに情報収集できる方は、当面は金利が低い変動金利のメリットを活かせます。
迷ったら「もし金利が2%上がったら、毎月の返済額はいくらになるか?」をシミュレーションしてみましょう。その金額でも無理なく返済できるかどうかが、一つの判断基準になります。 - 早めの行動と「複数比較」を心がける
歴史的に見れば、今の住宅ローン金利は変動・固定ともにまだまだ非常に低い水準です。購入の準備が整っているなら、早めに行動するメリットは大きいでしょう。
また、経済が不安定になると銀行のローン審査が厳しくなる可能性もあります。一つの銀行に絞らず、複数の金融機関で事前審査を受け、金利だけでなく「借りやすさ」も含めて比較検討することをおすすめします。
住宅専門ファイナンシャルプランナーの視点
これまで多くのお客様の資金計画をお手伝いしてきた視点から、最後に最も重要なことをお伝えします。
トランプ関税のような世界情勢は、いわば「天気予報」のようなものです。私たちは傘を持つなどの「備え」はできますが、天気を自分で変えることはできません。同様に、金利の未来を完璧に予測することは誰にも不可能です。大切なのは、コントロールできない外部要因に一喜一憂するのではなく、ご自身の力でコントロールできる土台を固めること。これこそが、不確実な時代における住宅購入の成功の鍵だと断言できます。
そこで、住宅ローン選びで後悔しないために、次の2点を必ず確認してください。
- 「もしも」を想定した「無理のない借入額」か? 銀行が提示する「借りられる額」の上限で計画していませんか?それは危険信号です。「もし金利が今より2%上がっても返済できるか?」を試算し、ご自身のライフプラン(教育費や老後資金など)を犠牲にしない「無理なく返せる額」で予算を組むことが、幸せなマイホーム生活の鉄則です。
- 将来への「備え」ができているか? 変動金利を選ぶなら、金利が上がった時に備えて「繰り上げ返済用の貯蓄」を同時に進めましょう。固定金利を選ぶ場合でも、将来の金利動向をチェックし、より良い条件へ「借り換える」という選択肢を忘れないでください。どちらを選んでも、柔軟な備えが大切です。
住宅ローンは30年以上にわたる長いお付き合いです。目先の金利の動きだけでなく、長期的な視点でご自身の家計と向き合い、納得のいく計画を立ててくださいね。
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ご相談者様の声
「住宅購入をきっかけに、ライフプランを見直したことで将来の家計にどれくらいのお金が必要なのかも知ることができ、貯金や投資の必要性も実感することができました。」

おはなし:Tさん(埼玉県さいたま市大宮区)
購入エリアのご希望が明確だったT様。ライフプランシミュレーションで購入資金と将来設計が明確になったことで、「いつか」と思っていた住宅購入が「現実」のものになりました。
「子供の教育環境を最優先してファミリーマンションを購入、快適な暮らしを手に入れました。」

おはなし:Mさん(千葉県流山市)
お子様を、伸び伸びと育てられる環境を整えるため引っ越しを決断されたM様。小学校が隣接し、車の交通量も少ない、ぴったりのエリアでファミリーマンションを購入。気兼ねなく安心して過ごせる住環境を見つけることが出来ました。
「住宅購入にあたって中立の立場の専門家に
相談することが大切。
自分でもわからないことが見えてきますよ。」

おはなし:Yさんご夫婦(埼玉県上尾市)
他の不動産会社の窓口でマンション購入を相談後、「おうちの買い方相談室さいたま」でライフプランシミュレーションを作成し、一戸建て住宅購入を決断。
住宅購入専門のファイナンシャルプランナー(FP)による
埼玉県近郊の住宅購入・マンション購入・住宅ローン無料相談予約 受付中です。
住宅購入において資産運用を意識することは、現代の金融環境において非常に重要です。
今後どのような支出が想定されるかをライフプランシミュレーションによって確認することで、将来への不安が軽減できます。おうちの買い方相談室さいたまでは、お客様のご希望やご状況を丁寧にヒアリングし、不安の無い住宅ローンの組み方もご提案しますので、是非お気軽にご相談ください。
当社は、住宅購入に特化した知識と経験を持つ
独立系ファイナンシャルプランナーとして、
お客様の立場に立った中立・公正なアドバイスを行っております。
住宅購入相談の比較 | 当社 | FP事務所 | 他の住宅相談窓口 |
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中立性 | 高い | 高い | 低い |
提案内容 | 幅広い | 幅広い | 扱う商品に偏る |
住宅購入の知識 | 専門 | 詳しくないケースが多い | 扱う商品に偏った知識 |
相談料 | 無料 | 無料 or 有料 | 無料 |
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おうちの買い方相談室 さいたま
〒330-0062 さいたま市浦和区仲町2-5-1 地下1階 Mio浦和
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よくある質問ベスト6
ご相談者様の声
住宅購入をきっかけに、ライフプランを見直したことで将来の家計にどれくらいのお金が必要なのかも知ることができ、貯金や投資の必要性も実感することができました。
Tさん(埼玉県さいたま市大宮区)
事前にライフプランシミュレーションしてもらうことで、妻の希望だった注文住宅を安心して実現することができました!
Tさん(埼玉県さいたま市北区)
住宅メーカーから紹介されたFPとは違って、中立な立場でアドバイスをしていただき満足の住宅を購入することができました。
Nさん(千葉県千葉市)
専門家の声
住宅購入はとても大きな買い物なのでファイナンシャルプランナー(FP)に無料相談できるという仕組み(おうちの買い方相談室)はご相談者様にとって安心できる内容だと思います。
私も注文住宅の購入時に相談させてもらい非常に助かりました。
>>クローム税理士法人HP