住宅購入に失敗しない、ファイナンシャルプランナー(FP)がお勧めする住宅購入の手順と流れとは
- TOP
- ファイナンシャルプランナー(FP)コラム
- 住宅購入に失敗しない、ファイナンシャルプランナー(FP)がお勧めする住宅購入の手順と流れとは
執筆者
一般社団法人 住宅購入支援協会 代表理事
住宅購入カウンセラー
ファイナンシャルプランナー(FP)
宅建業従事者
小日向 邦夫 が執筆しました。

弊社に住宅購入について相談にいらっしゃる方の多くは、「どこから手を付けたらいいのかわからない」「最初に決めるべきことをアドバイスして欲しい」「どんな事前準備が必要か知りたい」など、住宅購入にあたってどのような流れでどのような手続が発生するのかわからず、不安に感じていらっしゃいます。
住宅購入までの流れは、購入者のご希望内容やご状況によって様々なパターンがありますが、今回の記事では、スムーズに入居まで進めるための一般的な手順と流れを物件種類別にご紹介します。
新築建売住宅、中古マンション、中古戸建の購入の流れ
まずは、事前に物件を内見してから契約する「新築建売住宅」と「中古マンション」「中古戸建」の住宅購入の流れをご覧ください。
[新築建売住宅と中古マンション、中古戸建の場合の流れ]
- ライフプランシミュレーションなどで適正予算を把握する
- 信頼できる不動産業者または第3者立場の専門家の選定
- 希望条件を整理して、適正予算に合わせて内見を始める
- 住宅決定
- 住宅ローン事前審査
- 住宅売買契約
- 住宅ローン本審査・金消契約
- 物件の立ち合い(現地確認)
- 住宅の引き渡し
- (入居後に)住宅ローン控除や給付金などの手続き
新築建売住宅や中古マンション、中古戸建は、すでに物件が存在しますので、気に入ればすぐに購入手続や住宅ローンの申し込みに取り掛かることができます。しかし、自分で間取りや仕様をオーダーできる注文住宅と違い、希望に完全にマッチする住宅に出会う確率は低いと言えます。ご自身でやみくもに探すよりも、信頼できる不動産仲介業者や第3者立場の専門家を選定することが失敗しないポイントとなります。
また、現在の収入や返済比率だけでなく将来の教育費や老後資金なども視野に入れた適正予算を物件を探す前に把握しておくことも重要です。
注文住宅の購入の流れ
次に、ご自身の住みたい家を一から造る「注文住宅」の場合の流れをご紹介します。
[注文住宅の場合の流れ]
- ライフプランシミュレーションなどで適正予算を把握する
- 適正予算と希望に合う建築会社の担当者の選定
- 信頼できる不動産業者または第3者立場の専門家の選定
- 土地現地確認および購入の申し込み
- 住宅ローン事前審査
- 住宅のラフプラン作成、建築費用の見積もり作成と建築会社決定
- 土地の売買契約
- 建築確認申請と住宅ローン本審査・金消契約
- 着工開始
- 完成・引き渡し・入居
- (入居後に)住宅ローン控除や給付金などの手続き
注文住宅は、何もない状態から始めなければならないので、土地の選定や家の設計など、決断しなければならないことがたくさんあります。建築費用も新築建売住宅や中古物件よりも高めになることがほとんどです。また、土地探しや建築会社の選定がスムーズにいったとしてもスタートから1年近くかかるので、余裕を持ってスケジュールを組むことが重要となります。
また、一緒に家づくりを進めていく住宅会社の担当者選びもとても重要なポイントになります。いきなり住宅展示場に行くのではなく、事前に情報収集してから行動することをお勧めします。
新築建売住宅、中古マンション、中古戸建、注文住宅共通のポイント
どのタイプの住宅を購入する場合も、正確な適正予算を把握することが大切です。
また、物件探しを開始するにあたって最初に必要な作業は「希望条件のピックアップおよび優先順位決め」です。
ご自身だけでなく同居するご家族にもご希望や優先順位があると思いますので、事前にご家族で話し合いをしておきましょう。
[希望条件例]
- 庭の広さや駐車場の有無
- 家の広さ・部屋数
- 勤務先、通学先までのアクセス
- 水回りの設備の希望
- その他設備の希望 ・・・・など
他にも「方位を重要視している」「サウナが欲しい」「屋上でバーベキューがしたい」・・・など、独自のご希望も出てくるかもしれません。ご家族みんなで希望条件をピックアップし、優先順位を決めておくと、住みたい家の選定がスムーズに進みます。
最近は、事前にライフプランシミュレーションを作成し、おおよその予算感を把握してから住宅の選定を始める方が増えています。ご自身で予算を算定するツールなどもたくさんありますが、実際に住宅購入までご負担を少なく進めていくためには、住宅購入の専門知識も持ち、不動産購入に深い知識のあるファイナンシャルプランナー(FP)に相談し、住宅購入に適したアドバイスを求めることをおすすめします。お家の買い方相談室さいたまでは、住宅購入に関するお悩みを、直接、住宅購入の専門家に無料で相談できる「コンシェルジュ」のようなサービスをご提供しております。埼玉県近郊の住宅購入・住宅ローンの無料相談はこちらからご予約ください。
一般社団法人 住宅購入支援協会 代表理事
住宅購入カウンセラー
ファイナンシャルプランナー(FP)
宅建業従事者
小日向 邦夫
人気コラムベスト5
-
ファイナンシャルプランナーさん年収700万円で住宅ローン5000万円を組んでも大丈夫ですか?
初めての住宅購入は人生の大きな決断です。特に、年収700万円前後の収入で住宅ローン5000万円もの借入をしても大丈夫なのか、続きを読む
-
住宅購入で「頭金を入れるケース」「頭金を入れないで資産運用するケース」徹底比較
住宅購入を検討している人々が抱える大きな悩みのひとつが、「住宅ローンの頭金をどうするか」という問題です。続きを読む
-
ファイナンシャルプランナー(FP)から見た、中古マンション購入のメリットとデメリット
最近、自分好みの住まいを手に入れるために、中古マンションを購入して、リフォームやリノベーションをする方が増えています。続きを読む
-
【2025年】全国・埼玉県の住宅補助金制度を徹底解説!新築・リフォームで最大限に活用するポイント
2025年にマイホームの新築やリフォームを計画されている方へ。住宅の省エネ性能向上を国が後押しする今、続きを読む
-
住宅ローン控除と確定申告
住宅を新築、購入、または増改築をし、一定の条件を満たす場合、住宅ローン控除を受けるために、続きを読む
ご相談者様の声
「住宅購入は人生の中で一番大きな買い物です。自分たちで勉強をしているとしても、やはりプロに相談することが大切だと思います。私の経験から、「中立の立場」の方に相談することは家探しでは大きなポイントになると断言できます。」
おはなし:Iさん(埼玉県白岡市)
住宅購入専門のファイナンシャルプランナー(FP)による
埼玉県近郊の住宅購入・マンション購入・住宅ローン無料相談予約 受付中です。
住宅購入において資産運用を意識することは、現代の金融環境において非常に重要です。
今後どのような支出が想定されるかをライフプランシミュレーションによって確認することで、将来への不安が軽減できます。おうちの買い方相談室さいたまでは、お客様のご希望やご状況を丁寧にヒアリングし、不安の無い住宅ローンの組み方もご提案しますので、是非お気軽にご相談ください。
当社は、住宅購入に特化した知識と経験を持つ
独立系ファイナンシャルプランナーとして、
お客様の立場に立った中立・公正なアドバイスを行っております。
| 住宅購入相談の比較 | 当社 | FP事務所 | 他の住宅相談窓口 |
|---|---|---|---|
| 所属 | 独立 | 独立 | 保険代理店など |
| 中立性 | 高い | 高い | 低い |
| 提案内容 | 幅広い | 事務所により違いあり | 扱う商品に偏る |
| 住宅購入の知識 | 専門 | 住宅専門ではない | 扱う商品に偏った知識 |
| 相談料 | 無料 | 無料 or 有料 | 無料 |
ファイナンシャルプランナー(FP)による住宅ローン・住宅購入無料相談
おうちの買い方相談室 さいたま
〒330-0062 さいたま市浦和区仲町2-5-1 地下1階 Mio浦和
TEL:048-814-2080
https://おうちの買い方.com/

ファイナンシャルプランナー(FP)コラムベスト5
よくある質問ベスト6
ご相談者様の声
事前にライフプランシミュレーションしてもらうことで、妻の希望だった注文住宅を安心して実現することができました!
Tさん(埼玉県さいたま市北区)
住宅メーカーから紹介されたFPとは違って、中立な立場でアドバイスをしていただき満足の住宅を購入することができました。
Nさん(千葉県千葉市)
専門家の声
住宅購入はとても大きな買い物なのでファイナンシャルプランナー(FP)に無料相談できるという仕組み(おうちの買い方相談室)はご相談者様にとって安心できる内容だと思います。
私も注文住宅の購入時に相談させてもらい非常に助かりました。
>>クローム税理士法人HP
