住宅ローンは何年で返済したら良いの?
ファイナンシャルプランナーがお伝えする繰り上げ返済の方法とタイミングとは?

  1. TOP
  2. ファイナンシャルプランナー(FP)コラム
  3. 住宅ローンは何年で返済したら良いの?ファイナンシャルプランナーがお伝えする繰り上げ返済の方法とタイミングとは?

執筆者

一般社団法人 住宅購入支援協会 代表理事
住宅購入カウンセラー
ファイナンシャルプランナー(FP)
宅建業従事者
小日向 邦夫 が執筆しました。

住宅ローンは35年という長期間に渡り返済が続いていきます。その間に、定年や金利変動などによってローンが払えないという可能性もゼロではありません。
また、住宅ローン返済中にまとまったお金の用意ができたときに、繰り上げ返済をするか否か決めかねてご相談をいただくケースもございます。
最近は特に金利に動きが見られ相談件数が増えていますので、今回の記事では、簡単に、繰り上げ返済の種類や、影響などをご紹介いたします。

返済期間短縮型返済期間短縮型

返済期間短縮型は、繰り上げ返済によってローン期間を短縮できる方法となります。
例えば、35歳の方が35年ローンで借り入れをした場合70歳まで返済が続きます。しかし期間短縮型の繰り上げ返済によって返済期間を5年短縮できると、定年後の生活に不安を残さずに済みます。もっと若い年齢から住宅ローンを組んでいる方の場合も、住宅ローン完済後の収入を老後資金として貯蓄したり、住宅の改修にまわしたりすることもできます。

返済額軽減型返済額軽減型

返済期間短縮型は、繰り上げ返済によって毎月の返済額を減額する方法です。
家計の中で自由に出来る資金を残しておきたい場合などにおすすめで、「期間短縮型」と比べると繰り上げ返済の効果を実感しやすいのが特徴です。

繰り上げ返済のメリットとデメリットを纏めると以下のようになります。

期間短縮型について

✔ メリット

  • 支払い利息の軽減効果が大きい
  • 定年後など収入減少前に返済完了を目指せる

✔ デメリット

  • 月々の返済額が変わらないため繰り上げ返済の効果を実感しにくい
  • 自由になる手元の資金が減る
  • 金融機関によっては手数料がかかる可能性がある

返済額軽減型について

✔ メリット

  • 毎月の家計の負担を軽減できる
  • 月々の教育や趣味にまわすお金を増やせる

✔ デメリット

  • 期間によっては住宅ローン減税が適用されなくなる場合がある
  • 自由になる手元の資金が減る
  • 金融機関によっては手数料がかかる可能性がある

繰り上げ返済分のお金は元金に充当されてその後の利息を減らすことができるので、出ていく総額を考えると早めに返済しておく方が得と考えることもできますが、得な面ばかりではありませんので、その後の家計への影響をしっかりと予測して繰り上げ返済を組み込んでいくことが重要です。

住宅購入当初から、繰り上げ返済を想定してライフプランを作成するご相談者様も多く、毎月積み立てをして5年目、10年目という節目にシミュレーションの見直しと具体的な繰り上げ返済額の相談にいらして下さいます。
また、相続や贈与などで当初予定していなかったお金が入ってくるケースも有りますので、そのまま貯金をしておくか、住宅ローンに充当するかをご相談にいらっしゃるケースもございます。
各家庭の状況によって最善の選択を判断する基準は異なるため、弊社にご相談いただいた方にはいつも「返済額」「返済期間」「残期間の元金の設定」「利率」のような数字の面だけでなく、現在のご家族の状況と将来のライフプランを念頭に置いて検討することをおすすめしております。

住宅購入・住宅ローンの無料相談はこちらからご予約ください。

一般社団法人 住宅購入支援協会 代表理事
住宅購入カウンセラー
ファイナンシャルプランナー(FP)
宅建業従事者
小日向 邦夫

ご相談者様の声

「住宅購入をきっかけに、ライフプランを見直したことで将来の家計にどれくらいのお金が必要なのかも知ることができ、貯金や投資の必要性も実感することができました。」

Tさん

おはなし:Tさん(埼玉県さいたま市大宮区)
購入エリアのご希望が明確だったT様。ライフプランシミュレーションで購入資金と将来設計が明確になったことで、「いつか」と思っていた住宅購入が「現実」のものになりました。

詳しくはこちら

「子供の教育環境を最優先してファミリーマンションを購入、快適な暮らしを手に入れました。」

Mさん

おはなし:Mさん(千葉県流山市)
お子様を、伸び伸びと育てられる環境を整えるため引っ越しを決断されたM様。小学校が隣接し、車の交通量も少ない、ぴったりのエリアでファミリーマンションを購入。気兼ねなく安心して過ごせる住環境を見つけることが出来ました。

詳しくはこちら

「住宅購入にあたって中立の立場の専門家に
相談することが大切。
自分でもわからないことが見えてきますよ。」

Yさんご夫婦

おはなし:Yさんご夫婦(埼玉県上尾市)
他の不動産会社の窓口でマンション購入を相談後、「おうちの買い方相談室さいたま」でライフプランシミュレーションを作成し、一戸建て住宅購入を決断。

詳しくはこちら

おうちの買い方相談室さいたまでは住宅購入カウンセラーでもあるファイナンシャルプランナー(FP)が、現状の収入や生活費だけでなく、生活環境やご家族のご希望も踏まえてライフプランシミュレーションを作成いたします。オンラインでの相談もお受けしておりますので、是非一度ご連絡ください。

住宅購入専門のファイナンシャルプランナー(FP)による
住宅購入・マンション購入・住宅ローン無料相談予約 受付中です。

下記のようなお悩みがありましたら、お気軽にご相談下さい。

具体的な内容が決まっていなくても大丈夫です!

  • 中立の立場で、住宅購入・住宅ローンに詳しいファイナンシャルプランナー(FP)に相談したい
  • 住宅購入や住宅ローンについてどこに相談して良いか分からない
  • 中古マンションのメリット、デメリット等について相談したい
  • 住宅展示場や不動産会社へ行く前に住宅購入のプロに相談したい
  • お家の建築費以外にかかる費用の詳細が知りたい
  • 将来の家計のことも相談して、安心できる予算で住宅を購入したい

無料相談予約はこちら

ファイナンシャルプランナー(FP)による住宅ローン・住宅購入無料相談
おうちの買い方相談室 さいたま
〒330-0062 さいたま市浦和区仲町2-5-1 地下1階 Mio浦和
TEL:048-814-2080
https://おうちの買い方.com/

ファイナンシャルプランナー(FP)コラム 一覧へ

専門家の声

クローム税理士法人 代表社員 山守 成央士住宅購入はとても大きな買い物なのでファイナンシャルプランナー(FP)に無料相談できるという仕組み(おうちの買い方相談室)はご相談者様にとって安心できる内容だと思います。 私も注文住宅の購入時に相談させてもらい非常に助かりました。
>>クローム税理士法人HP

アクセスマップ

アクセスマップ

埼玉県さいたま市(西区、北区、大宮区、見沼区、中央区、桜区、浦和区、南区、緑区、岩槻区)、川口市、戸田市、朝霞市、新座市、和光市、蕨市、志木市、富士見市、川越市、上尾市、蓮田市、春日部市、越谷市、吉川市などの埼玉県内や、東京都北区、板橋区、練馬区、豊島区など埼玉近郊のさまざまな地域の方々が無料相談へいらっしゃいます。
また、さいたま市内は無料で出張相談もお受けしております。さいたま市外や埼玉県近郊は、距離によって別途交通費を頂戴いたしますが、出張相談可能ですので是非一度お問い合わせ下さい。

交通案内:JR浦和駅西口より徒歩7分

> GoogleMapで見る

住宅購入・住宅ローン無料相談予約